携帯電話などによる電磁波の過剰な消費が、有限な電波資源の壁にぶつかっています。
現在、通信用として扱いやすいマイクロ波はすでにパンク状態であり、新しい周波数帯の開拓が求められています。
そこで新たに狙いがつけられているのが、ミリ波という電波です。

マイクロ波は波長がセンチの単位の周波数帯が中心であるのに対して、
ミリ波はそれよりさらに波長が短い領域の電波を指します。
このまだ未開拓のミリ波の利用に向けた動きが現在活発になっています。
しかし、このミリ波利用も多くの問題点を抱えている事が判ってきています。
①周波数が光の仲間に近く、環境の影響を受けやすいこと。
②対応する半導体技術がまだ弱点をもっていること。
③ミリ波はマイクロ波と比較して、さらに強いエネルギーをもった電波であり、生体へのダメージがより大きくなる。
以上の事が挙げられています。