電磁波とペースメーカーの関わりについては、上記で申し上げましたが、
それ以外に、医療機関には精密機器が多く設置されています。現在の医療技術は劇的に変わりましたが、
なかでも断層撮影技術は、これまで考えられなかった分野といえるでしょう。
最近の精密検査では必ず登場するのが、
CTスキャナーです。体を輪切りにした撮影が可能になり、
これまで不可能だった検査を可能にしました。経験されいる方も大勢いると思います。

このCTスキャナーはX線を用い、それをコンピュータと組み合わせて画像化したものですが、
これと平行して今は
MRIが出現し、普及しつつあります。
MRIとは核磁気共鳴映像法といわれていますが、核磁気共鳴(NMR=Nuclear Magnetic Resonance)
という物理現象を利用したものです。
核磁気共鳴は、人間の体の大部分が水からできており、その水を構成している
水素を利用して行なうものです。医学の世界では画期的な機械の登場ですが、問題も多いのです。
とくに問題なのはきわめて
強い磁場にさらされることです。
しかも一回の検査に一時間ぐらいかかることから、少なからぬ影響も懸念されています。
今後の研究が待たれるところです。